十四節気の「秋分」を迎えました。太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる、一年に二度だけの特別な日です。今日9月23日はお彼岸の中日にもあたり、ご先祖さまに想いを馳せる方も多い頃ではないでしょうか。
安曇野は今日、曇り時々晴れ。最高気温26℃、最低気温16℃の予報で、日中はまだ汗ばむ陽気が残る一方、朝晩の空気は日に日にひんやりと澄んできました。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉のとおり、これから先は一雨ごとに秋が深まっていきます。
秋分は、秋のお彼岸(9月20日〜26日の7日間)のちょうど真ん中にあたります。太陽が真東から真西へ沈むこの時期は、あの世とこの世がもっとも通じやすくなると考えられ、お墓参りをしたりおはぎをお供えしたりする風習が生まれたと言われています。
この時期、店先にはミニサイズのオレンジ色のカボチャに似た実をつけるソラナム・パンプキンが入荷し始め、店内の表情もぐっと秋らしくなってきました。ソラナム・パンプキンは、ナス科の観賞用植物で、別名「かぼちゃなす」「花ナス」とも呼ばれ、ハロウィンシーズンの装飾として親しまれています。小さな器に一本挿すだけで、季節の重心が夏から秋へと移り変わったことを実感させてくれます。花びらの華やかさとはまた違う、実ものならではの佇まいを、ぜひこの時期に楽しんでいただきたいと思います。
昼と夜、光と影がちょうど釣り合うこの日は、忙しない毎日の中でふと立ち止まり、季節の折り返しを感じてみるのにふさわしいタイミングかもしれません。窓辺やダイニングテーブルに、季節の枝ものや花を一輪。そんな小さな習慣から、暮らしに秋を招き入れてみませんか。
暦の会では、その時々にいちばん良い状態の花材を、上旬・中旬・下旬いずれかのタイミングでお届けしています。月に一度の締切に追われることなく、思い立ったときにお申込みいただけます。はじめての方は、まず1回限りのお試し便り(3,850円)から気軽にお試しいただくこともできます。

