2026 09 19 ダリア hp

ダリア、手毬のようにまあるく咲く花

暦の上では、ツバメが南へ帰っていく「玄鳥去(つばめさる)」の頃。
安曇野は今日、朝から日ざしが届き、最高28℃・最低17℃という、
秋のはじまりらしいおだやかな一日になりそうです。

そんな秋晴れの店先に、ポンポン咲きのダリアが並びました。

手毬のようにまあるい、ポンポン咲き

ダリアは花の形がとても多彩な花ですが、ポンポン咲きは、
花びらが丸まるように幾重にも重なり、ころんとした球形になるタイプです。
手のひらに収まりそうな小ぶりな姿は、まるで手毬のよう。
やさしい黄色の花びらが重なり合うと、光の当たり方で色の深さが変わって見えます。

今週も、山形県のJA山形おきたま白鷹地区から届いたダリアが店頭に並んでいます。

メキシコの国花、江戸の「天竺牡丹」

ダリアは、メキシコの高原地帯が原産で、メキシコの国花にもなっています。
日本へは江戸時代の後期に渡ってきたとされ、当時は
「天竺牡丹(てんじくぼたん)」と呼ばれていたそうです。
遠い国から来た華やかな花、という驚きが、その名前から伝わってきます。

長く楽しむためのお手入れのコツ

  • 水は毎日替えて、そのたびに茎の先を少し切り戻します
  • ダリアの茎は水が傷みやすいため、花瓶や茎のぬめりもその都度洗い流します
  • 直射日光やエアコンの風を避け、涼しい場所に飾ります

水の通り道をすっきり保つだけで、花が元気に過ごせます。
花もちがそれほど長くない花だからこそ、咲いている「いま」を
ゆっくり味わっていただけたらと思います。

小さな手毬を、暮らしのなかに

背の低い小さな花瓶に、数輪だけ。
それだけで、秋の食卓や玄関先がふわりと明るくなります。
店頭では、色や咲き方の異なるダリアを、季節の草花と合わせてご紹介しています。

暦の会では、上旬・中旬・下旬のお好きなタイミングで、その時期ならではの
花材を花の便りとしてお届けしています。いつでもお申込みいただけますので、
季節の移ろいを暮らしに取り入れたい方は、ぜひ一度ご覧ください。